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2012年3月13日 (火)

初雪から桜まで

はつゆきさくらレビューです。

2週間ほどかけまして、はつゆきさくらをクリアしました。
思ったよりみんないい娘で良かった。

登場人物紹介をシナリオと合わせて書きますので、ネタバレ要注意。
また、いつも通り多少の誇張表現が含まれます。

登場人物

河野初雪
本編の主人公。白咲学園の3年生。友達がいない一人飯マイスター
学園ではアウトローの扱いで不良呼ばわりされている。
自身もそれを理解しており、攻撃的な話し方をすることが多い。
ただ、そんな話し方をするのは本当に嫌がっている場合か照れ隠しである。
妙なところで律儀だったりするのはランの影響が大きいものと思われる。
実はゴーストの王であるゴーストチャイルドという存在である。
そのため一部のシナリオでは本人の意思でゴーストを呼び出すこともある。
しかし本物のゴーストというわけではなく、百のゴーストに取り憑かれた生身の人間。
2年次のバレンタイン祭で騒動を起こしたため、退学回避に尽力した有栖に頭が上がらない。
有栖の指示で進路指導委員を全う中。

玉樹桜
内田川邊の廃墟で出会う少女。登場時には白いドレスを纏っている自称王女さん。
学園に転校してきて以降は、主に初雪と行動を共にすることが多い。
おでんが好きで、特にがんもを好む。
明るい性格で誰とでも分け隔てなく接することができる。
ウサギのネムと二位一体攻撃が得意。バニー。
下ネタに弱く、その辺の話を振られると「ぴゃー」と行って逃げ出す。
過去に初雪と出合った事がある。しかし今の初雪はそのことを覚えていない。
初雪の住む廃ホテルでかつて起こった爆発事故の被害者。
初雪と似たような立場ではあるが、こちらは完全なゴーストである。
強固な呪いにより構成されているが、初雪と過ごしていくうちにその呪いも弱まりつつある。

小坂井綾
主人公の一つ年上の先輩。
現在は初雪と同じ人形喫茶カンテラでアルバイトをしながら受験勉強中。
学園はすでに卒業しているが、進学先が決まらず現在は浪人中の身。
学力はもともと高く、3年次の学年末に一騒動あったため受験に失敗した。
初雪から「浪人」と呼ばれても気にしない、寛大な精神の持ち主。
弟がおり、二人揃って元剣道部でその実力は全国屈指だったという。
以前、初雪とやんごとなき情事があったのだが、その記憶は今はない模様。
中の人が前作の「ちゃー」の人と同じなので、それを思わせるネタもあった。
シナリオ後半では復讐を遂げようとする初雪の唯一の理解者となる。おいしいとこ持ってくなぁ。
某シーンではどう考えても一度脱いだマントを再度着なおしただろうって、そのこだわりに感服する。
いや、ウェイトレス服はワンピースタイプだからマントを外さなくても脱g・・・うーん、うーん。

あずま夜
学園の一つ下の後輩で2年生。以前は全国では有名なアイススケーターだった。
数年前のある事件を機にスケートの大会に出場するのをやめていた。
春に引っ越すことが決まっており、最後に大会に出場しようと決意する。
しかしスケートで組むパートナーが次々と怪我をしてしまうため、呪われていると思っている。
メインキャラの中では貴重な常識人な方だが、テンパると残念な発言もある。
とある事情により、更衣室でシャワー中に初雪に襲われかけてから初雪を警戒中。
の割には、携帯に初雪の画像がいくつもあるとか健気だな、おい。
会話のレスポンス、話し口調がとても心地いい響きをしている。と思う。

東雲希
学園の2つ下の後輩の1年生。1年生だが進路指導委員長。愛すべきいじられキャラ。
もともとは普通の女子生徒だったが、男子の友情に憧れを抱いていたため、初雪と出会ってからは話し言葉が男っぽくなった。
そのため語尾に「だぜ」を付けるような話し方をする。
「親友」とか「友情」とか暑苦しい言葉に敏感に反応する。
ヒロインの中では一番のきょぬーさん。1年生だが一番のきょぬーさん。
とても行動力はあるのだが、残念ながら問題解決能力は伴っていない。
進路指導委員長になるのを機に髪を切ったそうで、ぜひ長髪の希んを見てみたいところ。
と思ったらエンディングで髪が長かった。
一人カラオケ、一人誕生日会inファミレスが堂々とできる、タフな精神の持ち主。

シロクマ
自称ロシア出身の闖入者。
人形喫茶のオーナーの紹介で、喫茶店に住み込みでアルバイトをすることになる。
正体は内田川邊の統合を進めた政治家の孫である。本名は望月宝。
作中で3年制の白咲学園の受験をすることから、主人公より3つほど年下の模様。
この娘のシナリオのみ他キャラと異なる構成になっており、シナリオの後半は初雪が消えてからの物語となる。
大事なシーンで「想定外」を連発したり「グルルシロ!」は割と萎える。
どこか日本語を間違って使っている風があるのは、某作のロロちーと中の人が一緒だからだと思われるがその可能性は非常に低い。
なぜかイベントCGが他のキャラより頭一つ抜けて少ない。
エンディングで友人から相変わらず「望月」って苗字で呼ばれているのを見ると、「宝」という名前が嫌いっぽい。
愛称くらい考えてやれよ、友人ズ。

ラン
初雪の育ての親のような存在の少女。
とある事情により、現在は初雪と話すことができない。
得意技はジャイアントスイング。見た目に寄らず腕力はある模様。
しかし酔った人間にジャイアントスイングとか、きっとその後はバイオハザード。
ラン本人自身は生存しており、初雪のそばにいたランは生霊である。

コノハサクヤ
桜とよく一緒にいるウサギのネムの真の姿。桜の身に危険が及ぶと姿を現す。
なお、コノハサクヤが出現しているときは桜の意識は消えているらしい。
ドレス姿で細身の剣を操りゴーストと戦う。初雪が憎むべき存在である。
なぜか白咲学園の制服を着ているシーンもあったりと、服装は変幻自在の模様。
一部のシナリオでは桜本人になりすましていることもある。
当初は無感情だが、シナリオ後半では人間的な感情も見せるようになる。
攻略不可(血涙)

竹田直子
不良グループ白咲ヤンキースの一員。中の人は前作のサヤエンドウ。
端キャラなのに、バンドでボーカルを担当し歌を歌っちゃうとかいう贔屓キャラ。
前作から感じてたけど、しゃべりは今ひとつだが歌がなかなか上手いんだよなこんちくしょう。
しかし「メリーゴーランドをぶっ飛ばせ」だっけ、あれの歌詞はないな。
I'veプロデュースでちゃんとした歌詞の主題歌を歌わせたら大成すると思う。

金崎恵
白咲ヤンキースの一員。遊び人だが実はレズっ娘らしい。
そこそこ学力の高い学園っていう設定のだったと思ったんだけどな。
だから決して頭が悪いわけではない。はず。
学園の掲示板に卑猥な写真を貼った犯人を捜しているときは、犯人が判明するまでCGモードのその他カテゴリのサムネイルを見てはいけない。

ナイトメア
市内のスケート場に現れるゴースト。夜の反魂香により呼び出された。
実体というか正体は夜の過去の自分。蛙を使って街全体に呪いをかけようとしている。
ナイトメアを通じて夜と会話ができる模様。
当初は初雪をぞんざいに扱っているが、初雪が夜と恋仲になってからは好意的に接してくる。
ナイトメアといちゃいちゃするシーンがあってもよかったと思う。

宮棟閑
商店街のはじっこで占いなどをしつつ変なアイテムを売っている山野辺さん。
初雪の正体を知っているような素振りを見せつつも相談に乗ってくれたり協力的ではある。
たぶんツンデレでヤンデレ。
わざとらしい丁寧口調で首元に剣を突き立てられたりしたら・・・。
なんかワクワクしてきた。

有栖三木
白咲学園の教師で、図書室に引きこもっている。
適当に振舞っているように見えるが、生徒の面倒見はかなり良い。
出番は少なくないが、物語に絡んでくることはそれほど多くない。
田中美智さんご健在ってことで何より。
 

システム
基本的な機能は揃っているが、右クリックの動作がシステムメニュー表示で固定。
ウィンドウ消去は×ボタンを押下する必要がある。

初回起動時のみ、ディスク認証が必要。チェック後はディスクレスで動作可能。

シナリオはルート開放型。初回の桜クリア後に綾と夜のシナリオが解放。
綾クリア後はシロクマ、夜クリア後は希のルートが解放される。
各キャラ3回程度で個別ルートに入りかける。
しかしその最中の選択肢で、該当キャラと行動を共にしないような選択をすると、以降はそのキャラのルートが消える。
選択肢で否定し続けると、最終的に選択肢の出ない綾ルートに入ることになる。

また、メインキャラをクリアしたあと、再度Startから始めると竹田、金崎、ネムのアイコンが追加される。
竹田と金崎を選んでいると、いい雰囲気まで行くのだが物語は突然終わってメニュー画面に戻る。
唐突に終わりすぎるのでバグかと思った。
ネムを選んでいくと、最終的に希んの頭を撫でたあと叩きたくなる。

初回プレイでは初雪や桜の正体について軽く触れ、桜以外のヒロインについては現在進行形だったり過去の回想のように語られる。
特に綾のルートは1年前の出来事を中心に語られ、パラレルではなく実際の過去として今に引き継がれている模様。
その辺は希やシロクマルートで垣間見ることができる。
一通りのヒロインをクリアすると、物語の結末に向かう「Graduation」ルートが解放されるようになる。
Graduationをクリアすると、メニュー画面の絵がエンディング絵に変わる。

桜以外のヒロインとのエンディングは主にお別れエンド。
桜以外のクリア順として個人的には、時系列的に見て以下のクリア順を推奨。
 浪人 ⇒ あずまちゃん ⇒ 希ん ⇒ シロクマ
浪人のシナリオは他ヒロインが出てこない、初雪が2年生のときの話。
シロクマのシナリオは半分が初雪が消えてから2年後、3年後の話なので。
また、3月21日に起こった事件の詳細を語られるのもシロクマルートなので、後ろに回すといいかも。
あずまちゃんの方が先に選択できるので上記のようにしてるけど、あずまちゃんと希んは順序が逆でも可。

選択肢はヒロイン攻略時を除けば、Graduation中に綾を選ぶか桜の中か外くらい。

立ち絵に若干の難あり、かな。服装のバリエーションが少ないかなーという不満。
特に夜のスケート練習中のジャージ姿や、大会衣装はあってしかるべきだったと思う。
大会衣装の立ち絵はないわけじゃなかったけど、張りぼてだったしね。アレはいかんよ。
キサラギGOLD★STARでも似たような張りぼてをちょろっと見かけたけど、そういう使い方じゃなかったよね。

シロクマルートだと2年後~3年後の話が語られるんだけど。
成長後のシロクマの立ち絵はごく一部で、ウェイトレス姿はちっさいウインドウの中だけだし。
まだ在籍中の希の立ち絵は出してなかったり、なぜか初雪の立ち絵が真っ白だったり。
桜の声が違うのはさすがに気付くよね、あれは仕様。
 

えちぃシーン
1キャラあたり3~4回。メイン以外だとランが1回。
描写はとてもライトなのでここに期待して買うと凹む。
普通に進めているとStart終了時で綾と夜の間に1個空くけど、もっと先のシナリオで埋まるのでで全裸待機で探さないように。

その他
予約特典は予約時にイラストシート3枚、購入時にサントラ。
店舗特典は描き下ろしを使用した特典はテレカが少なく、下敷きやタペストリーなど最近の流行りの素材に多く用いられた。
どういうわけか、描き下ろしテレカは希だけという偏り。
電撃姫やPUSHではそれぞれのキャラがテレカになってるけどね。

リニューアルされた電撃姫の通販では、はつゆきさくらシリーズだけが本誌の申込用紙でしか応募できないという。
いや、これはメディアワークスの陰謀というか横暴というか。

初回版に同梱されている冊子は作中絵のラフ線画。
いつもはこういうの、予約特典として付けてたっけな。
冊子が付かない通常版も後日発売される。

楽曲は「Hesitation Snow」が曲調的にはお気に入りだけど。
ちょっと作風と違うかなーという印象。まだ風花の方が近い気がした。
流すタイミングは絶妙だったかと。まぁこの辺は個人の好みで。
なお、予約特典のCDにはグランドエンディングテーマは未収録。
メーカーサイトのアンケートに答えるとショートVer.をもらえるみたいだが、どう考えてもあとでフルコーラス収録CD出しますフラグ。

 

全体的な評価としては。
桜以外のヒロインとは基本お別れエンドなので、ちょっと寂しいものがあるかな。
まぁ初雪と桜の関係を知ってしまうとそれが妥当とも思えるんだけど。
初雪の立ち位置的にも、幸せになれるエンディングは作れないしね。
そういう意味では希んルートだけが異色だった気がする。

ヒロインが多めの場合、どうしても好き嫌いが出てきてしまうのですが、本作の登場キャラは満遍なく好感が持てるものでした。
特にシロクマルートや、Graduationの綾なんかはそのシナリオのおかげで評価も急上昇でしたね。
初雪を護る綾とかカッコよすぎた。惚れる。
そしてグランドエンディングは綾と共に歩みますエンド。

インパクトに欠ける分、もう1回プレイしたいなーという気にはならない作品。
絵を見直すくらいはするかもしれないけど。
エロ成分は少ないので、シナリオと絵で満足できる人向け。
まぁサガプラの作風ってこんな感じだったんじゃなかったかな。

中の上、くらいの評価かな。
キャラゲーとしては○、シナリオは△、エロゲーとしては△と×の間くらい。
絵で買おうと思った人なら満足できるんじゃないかと。
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コメント

来栖が有栖になっています。

投稿: Fluorumium | 2014年8月11日 (月) 20時22分

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