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2006年3月 5日 (日)

夜明け前より瑠璃色な 人気投票実況SS

第四回。

「では、3回目の途中経過を発表する」
ライオネス国王が3度目の途中経過を上から順に読み上げる。

上位陣に変動はなく、下位のメンバーの順位が変わっただけの3度目の発表。

「あらあら、順位が下がっちゃったわね」
困ったようなセリフで全然困ってなさそうなさやか。
自身の成績も今ひとつだが、さらに下を行くカレンの順位を見て困惑する。
「仕方ないわよ、私は」
カレンは自分が最下位であることを意に介していないようだ。
「ねぇ、カレン。せっかくだから順位で勝負しない?」
さやかは会話する時の癖の一つ、人差し指を立てながら話す。
「勝負?」
「えぇ、負けたほうが何か奢る、ってことで」
「勝負にならないような気もするんだけど…」
職務に忠実なカレンには大使館職員から不満の声も少なくない。
もちろん有権者がそれを知るはずもないのだが、自分の不人気は目に見えている。
「勝てない勝負はしないわよ」
僅差であろう翠を挟んではいるが、さやかとカレンでは2ランクの差がある。
「そう?残念」
やはり残念そうな顔をしていないさやかだった。


「やた、1つ順位が上がった!」
首位奪取の野望に燃える翠は順位が上がったことに喜んでいた。
「1日1ランクずつ上がっていけば来週は1位になってるはず」
「「ないない」」
麻衣と菜月はそろって手を振った。
「菜月ちゃんは左門でウェイトレスをしてるから分かるけど、何で私に人気があるんだろ」
自身が首位にいることに自覚がない麻衣。
「そりゃぁ、何ていうか…ねぇ翠」
「まぁね。麻衣って上級生からも人気あるし」
達哉と一緒に登校したり、弓張川の土手でフルートの練習をしたり。
なにかと達哉がそばにいた麻衣には、なかなか男子が近寄れない状況にあった。
「そうなの?でも…スタイルだって良くないし、特別可愛いってわけでもないし」
「何事も程々が良いってことなのかしら」
「うんうん、きっとそういう世の中になっちゃったんだね」
過去のオーガスト作品から比較しても、5指に入るスタイルの持ち主である菜月と翠。
※某乳関数の数値を参照
しかし、ここの有権者的には「中>小≧大」が一般的のようだ。

「でもこれって、1位とか2位とかで何か特典みたいなものあるの?」
麻衣が口にした素朴な疑問。
結果発表後に何があるか、参加者には知らされていなかった。
「いきなり水着で芸能界デビューとか」
「翠、芸能界に行きたいの?しかもなぜ水着?」
「いや、何となく言ってみただけ」
といったものの、翠はぼそっとつぶやいた。
「でも水着でアピールしたら票、集まるかな」
「う」
翠の囁きに、つい反応してしまう菜月。
菜月と翠は自分の身体を見下ろす。
「だ、ダメだよ!そんな体を売るようなことしちゃ!」
麻衣は慌てて二人を抑えるのだった。


第三回途中経過

1位…麻衣(→)
2位…フィーナ(→)
3位…菜月(→)
4位…リース(→)
5位…ミア(→)
6位…さやか(→)
7位…翠(↑)
8位…カレン(↓)



上位陣が安泰だった3回目の途中経過。
今後も翠の動向が気になります。
でも、さやかさんと翠が争ってもなあ…。

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